路肩灯は中扉の横の辺にあるライトです。
ただこのライトは営業所や車両によって色が異なります。色に関しては大きくわけて2つあり、
1.白色(2013年までに投入された車両かつもしくはまだ再塗装を受けていない車)
2.青色(2014年度以降に新車として配属、もしくはその年以降に再塗装を受けた車)
3.マルーン色(2と条件はほぼ一緒)
にわけれます。
↑路肩灯が白の車の例
1に関しては2014年に車外点消灯といっしょにLED化された車がもともとは車外点消灯は黒、路肩灯は青だったのがカバーを更新したため白になったというパターンです。また主に名鉄委託の車両は再塗装をしてない?ので路肩灯は白の車が多いです。そのため色あせた車に多い印象です。(ただし塗装が綺麗な車もいますので一概にそう言えない)ただし再塗装が終わり次第順次青になっているため残された時間は少ないのかもしれません。
↑2014年度以降の新車の例
2は2014年以降に新車として入った車が該当します。元々は2013年度までの車も車体色になっていましたが、前述の通り白カバーに換装されたため改造車になりました。ただ元の仕様書は変わっていないらしく、その年以降も変わらずに車外点消灯は黒、路肩灯は青の仕様で入ってきています。
↑再塗装車の一例
再塗装車は路肩灯こそ青ですが車外点消灯は白のままのため見分けは一応つきます。
↑路肩灯がマルーンの車の例
3は基幹バスのマルーン色がそのまま来ているだけなので2とほぼ変わりません。
ここからが本題。鳴尾車は路肩灯がどうなっているのでしょうか。
紹介の前に鳴尾車の路肩灯の基準であるが基本は再塗装をしたかどうかが基準点になっていることが多い。ただしPJ-LV・RA・PDG-LVなどといった他車庫ではあまり塗ってない車も含めて塗ってあることが多いため一概にも全て再塗装の時に塗ったとは言えないようです。
ちなみに青もしくは赤に塗ってあるのが全体の9割弱なので鳴尾の中ではどれだけ少ないのかがよく分かります。
1.古参車にも容赦なく塗る
鳴尾には何故か古参の車にも前者ぬってあることが多く、今春引退した基幹バスのPJ代は1台を除き全車に塗ってありました。
これを見てもわかる通り、NKS-6以外全て塗ってあることがお分かりいただけると思います。
またRAにも塗ってあります。
69の原色の時も塗ってありました。
またここでは載せませんがPDG-LVにも全車塗ってあります。
2.路肩灯と車外点消灯でしか見分けられない車
鳴尾には瓜二つの見た目をしている車があります。
それはNS-256とNS-301です。2台とも基幹予備車のためプレートが装着されています。また前面のものも同じものを使っているため見分けが付きにくいです。ただし256は路肩灯と車外点消灯が白、301は路肩灯と車外点消灯が車体色のため見分けが一応つきます。
↑ほぼ同じ場所で撮った256と301。256は多少色あせているのでそこで見分けるという手もある。
3.一旦青に塗ったはずなのに白に戻された車
こんなことあるんかと思いますが実際にありました。鳴尾のお絵かきバスであるNS-137は当時の鳴尾の車の中で1番古かった(一般車の中で)のでお絵かきバスになりました。ただ再塗装などをしていて、路肩灯は青に塗られていましたがお絵かきバスになる時に白に塗り直されました。これに関しては仕方ない部分も多少はあります。ちなみに現在は基本的に路肩灯が白の車が選定されることが多いです。
↑お絵かきバスのNS-137。ネットで調べると路肩灯が青い写真が出てきたためTwitterで 「NS-137 名古屋」で入れるとその写真が出てきます。
4.トレードで入ってきた車にも堂々塗る
これは実際にあった話ですが2019年年末にNS-68がレトロカラーバスとトレードという形できました。
元々は白だった路肩灯をわざわざ青に塗り直すという完全に見た目を上げてしまった事例です。ちなみに1年たった頃にはだいぶ色あせて来ていました。
これに関しては後日別の記事にしようと思います。
↑鳴尾に来た当初のNS-68。路肩灯が白なのがよくわかる。
↑2020年8月頃に路肩灯が塗られ路肩灯が基本青の鳴尾車の中で一際目立つという事はなくなった。
↑2021年9月に撮ったNS-68の路肩灯。なんとなく色あせてるように見える。
まだまだネタはありそうだが自分が知ってるのこの4つだけなのでこれ以上は別の機会にやろうと思います。
次回は「NKSの小ネタ」か 「NS-68の車生」を出します。
ご視聴ありがとうございました。